大阪湾にチヌの放流を始めた人

 茅渟の海と呼ばれた大阪湾
戦後の荒廃より立ちなり各地での工業が盛んに成るにつれて大阪湾に流れ込む河川の汚れはひどくなり、大阪湾に多くいたチヌも激変してきた。

 当時セルウキなどを制作されていたヒロミ産業(株)の広瀬正己社長は,それを憂えてかねて知り合いの釣り人で、泉南地区にて手広く会社を経営されておられた全関西磯釣連盟の河崎氏に声を掛けられて"一緒に、大阪湾を昔の様に茅渟の海として復活させませんか"と100万円もの大金を寄付され、それを基に放流を始められました。

 そして今年で25回目の放流が8月23日(木)に行われます。
現在は日本釣り振興会と大阪府釣り団体協議会とが主になって継続しておりますが,これにより他の団体にもその機運が広まり各地で現在は放流が行われています。

 これを始められた河崎氏もお亡くなりになり先日6月16日にはヒロミ産業の創始者の前社長広瀬氏もお亡くなりに成りました。
私たち釣り人にとっての良き理解者であり、釣り界でもたいへん得難い方を失った事を残念に思います。
そして釣り仲間一同でご冥福をお祈りすると共に亡き広瀬氏の意志をついでこの大阪湾のチヌの放流は今後も続けていくつもりです。

  故広瀬社長のお亡くなりに成られたことは、土曜日の夜のことでもあり、ヒロミ産業の社長を辞められておられることもあり皆さんにあまり伝わらなかった ようでした。
私が
お聞きしたのは、日曜日の昼で魚釣りの帰り道でしたので、多くの知人の皆さんにも連絡が取れませんでした事をお詫び致します。

  この25回目の放流の時に出来れば一同、心の中でありがとう広瀬さん河崎さんと合掌をして頂きたい。

                

     大阪府釣り団体協議会 会長  佐藤 功

                 

追記・・現在放流資金は日本釣り振興会からの寄付と毎年行われているフイッシングショーでの募金活動での寄付にでまかなわれています